今回は糖質制限ダイエット初心者の方のために、
「糖質制限の初めに起こりがちな体の変化・反応」を解説します。
全員に必ずこういった症状が出るとは限りませんが、このような事例があるという事を知っておいて損はないと思います。
事前に知っておけば、いろいろ起こる体調の変化に、動揺する必要はありませんからね!
糖質制限ダイエットは基本的に、健康に害を及ぼすものではないと考えられていますが、だからといって全く体調の変化がないわけではありません。医学的な事は言及できませんので、あくまで自己責任で実践していただきたいのですが、当サイト管理人の知る限りの情報をまとめてみました。
簡単な対処法や、考えられる原因をまとめています。
注:この記事は、学術的に何か根拠があって示されているものではなく、管理人の体験談、および知人やネットの情報等をまとめた話です。
ただ、あくまで私としては、健康的にダイエットするために糖質制限はかなり優秀な手段だと思っています。
これらが過剰に健康を害するものではないことも合わせて記しておきます。
なにせ、世の中のダイエットで、体調に一切変化が起こらないものなんて、きっとないはずですからね(笑)。
全身の倦怠感
急激に糖質をカットすると、糖質を使うことに慣れた体が「だるさ」を持ってしまうというもの。
やる気がでない、ボーっとしてしまう、という場合もあるかもしれません。
私の場合は、糖質制限を初めて最初の一週間くらいはこのような事がありました。
耐えきれないほどの空腹
脳の仕組みは、血糖値が下がると空腹を感じ、血糖値が上がると満腹を感じるとされます。
これはすなわち、体が「甘いものを送ってくれ!」と言っているのと同じです。
ポテチやチョコレートなどをむしょうに食べたくなりますね(笑)。
人によっては、それが白ごはんやうどんだったりするのでしょう。
ですが、実際に胃の中が膨らんでいてもこういう空腹感は出てくるのです。
脳の出している空腹感と、実際の胃の中の具合を比較してみて、冷静に対処しなければなりません。
対策としては「よく噛んでゆっくり食べる」という方法です。
そうすると、満腹を感じさせるホルモン(=レプチン)がしっかり分泌されますから、糖質がなくても大丈夫です。
こういう空腹感も、大体一週間程度でなくなってきます。
運動時のスタミナ切れ、頭痛
特に、激しい筋トレ、ランニング、肉体を酷使する仕事の方は要注意です。
私も最初はわりと激しいランニングとう並行して糖質制限ダイエットをしようとしていたのですが、糖質制限を初めてすぐのころは、なぜか全然走る事ができませんでした。
むしろ、少し走った後に激しい頭痛が起こったこともあります。
筋肉を一気に激しく酷使する方からは、糖質を摂取しないと力がでないという意見もあるようです。
糖質制限をしばらく続けた後(二週間目以降)は、ランニングをしてもスムーズに走れるようになりました。
関連性があるのか定かではありませんが、急激な糖質制限の実践で、一時的に低血糖気味になっていた可能性がありますね。
低血糖になると、頭痛を引き起こすことがあると言われています。
ですが、しばらく糖質制限を実施していると、血糖値はかなり落ち着いて、低血糖症などにはならないとされています。安心してください。
便秘
糖質制限をすると便秘がちになるという話を良く耳にします。
実際、私も糖質制限を始めてから、しばらくは便秘がちでした。
糖質と炭水化物の違いをわかりやすくした図ですが、
ここで見てわかるように、炭水化物には食物繊維が含まれています。
つまり、炭水化物(=主食)を摂取している間は自然と食物繊維も摂取しているわけですね。
食物繊維は便のかさを増してくれますし、便通を良くしてくれます。
したがって、糖質制限をするために炭水化物を制限する→便秘になりやすい、というのはありうることです。
対処方法としては、野菜などで食物繊維を積極的に摂取すること!
これさえ気を付けていれば、便秘にはなりにくいです。
または、整腸作用のある納豆やヨーグルトなどもオススメですね。
せっかく脂肪が落ちていても、便が出なくて体重が落ちないなんて、もったいないですから、食物繊維はきっちり摂りましょう☆
肌荒れ
これはかなり賛否あるでしょう。「糖質制限をやることで肌荒れが治った」という方もいます。
私の場合、糖質制限との関連性はわからないのですが、糖質制限を初めて一か月程度で肌荒れがひどくなりました。
この年まで一度も肌荒れらしい肌荒れなど体験したことがなかったので、かなりビックリしましたね。
推測ですが、糖質制限を始めることによって、塩分やよくない油分の多いジャンクな食事を摂取しすぎたのでは…と見ています。
ですから、糖質がないことが原因ではなく、糖質の代替物として摂取するものが悪かったのかな?と。
また、上記のように便秘にもなっていましたから、便秘が肌荒れの原因かもしれません。
ちなみに、塩分や油分の摂取を気にして食事の改善をしたり、肌の保湿をするためのクリーム等を活用した結果、肌荒れは克服できました。
糖質を制限すればなんでも良いわけではなく、糖質を抜いている分、何を摂取すべきか、という事も考慮に入れる必要があるかもしれませんね。









コメント